まつもと一箱古本市

信州は長野県松本市で行われる一箱古本市の公式ブログです。

【明治生まれの古民家で、本と出会い、ひとと語らう春の休日〜本の蔵1885《お座敷一箱古本市》無事終了】


さる4月15日(土)松本市島立の「亀田屋酒造店」さんで、本の蔵1885《お座敷一箱古本市》を開催しました。

会場の母屋は、明治18(1885)年に建造されたもので、かつて酒造りの材料を乗せた荷馬車が出入りしていた土間や、量り売りの勘定をした帳場、箱階段など、当時の雰囲気を色濃く残す空間に、今回は14組の箱主さんが集まりました。



当日の天候は、もはや「まつもと一箱名物(?)」となった感もある雨。屋内で開催するイベントの特性上、通りがかりのお客様を呼び込むことも難しい状況ながら、いざイベントがスタートすると早速お客様の姿が...!終わってみると、90名に迫るお客様にご来場いただきました。ありがとうございます。


会場内では、お客様と箱主さんはもちろん、箱主さん同士(時にはお客様を交えて)が語らう様子が随所でみられ、屋外の一箱古本市とはまた違った楽しみを感じていただけたのではないでしょうか。


手短ではありますが、雨の中、本イベントに足をお運びいただきましたお客様、本イベントの開催に当たりご協力をいただいた株式会社亀田屋酒造店スタッフのみなさま、イベントの告知にお力添えをいただきました、地域の企業・店舗・施設のみなさま、そして当日全力で本屋さんごっこを楽しんで下さった箱主さん。本イベントに関わった全ての方にこの場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。


まつもと一箱古本市実行委員会

本の蔵1885《お座敷一箱古本市
担当 太田岳

~明治生まれの古民家で、本と出会い、ひとと語らう春の休日~『本の蔵1885<お座敷一箱古本市>』


『本の蔵1885<お座敷一箱古本市>』開催のお知らせ
日時:2023年4月15日(土)10:00-15:00 (雨天決行)
会場:亀田屋酒造店母屋(松本市島立2748)

交通:上高地線下新駅より徒歩5分/P有) 入場無料

一箱古本市は、フリーマーケット式の古本市です。「箱主さん」と呼ばれる出店者が、自分が読んで面白かった本や、誰かにおすすめしたい本を、みかん箱一箱程度の大きさの箱に詰めて持ち寄ります。2005年に始まった「不忍ブックストリート一箱古本市」をきっかけに全国に広がり、ここ松本でも2015年より複数回開催されています。

これまでの会場は、主に松本の中心市街地でしたが、今回は新たな試みとして郊外へと飛び出します。開催に協力いただく「亀田屋酒造店」さんは明治2年の創業。北アルプスの山々を望む、松本西郊の島立の地で、150年余りに渡って酒造りを続けてきました。会場の母屋は1885(明治18)年に建造されたもので、かつては多くの蔵人や奉仕人がここで起居していました。

15日当日は14組の箱主さん(出店者)が、小説や絵本、児童書、くらしの本など、思い思いの本と共にみなさまをお迎えします。
mhitohakob.hatenablog.com
mhitohakob.hatenablog.com


会場の亀田屋酒造店さんへのアクセスは、松本インターより車で西へ2km. 電車を利用される場合は、松本駅7番線の新島々ゆき電車(上高地線)10分の下新(しもにい)駅が最寄りとなります。春の休日、地域の風土や文化に触れながら、本を通じた交流を楽しむ春の一日を過ごしてみませんか?

上高地線電車のご案内はアルピコ交通公式サイトをご覧ください。
www.alpico.co.jp

『五感で醸す』亀田屋酒造店さんのご紹介〜『本の蔵1885<お座敷一箱古本市>』


4月15日(土)に迫った『本の蔵1885<お座敷一箱古本市>』イベントの舞台となる「亀田屋酒造店」は、今から150年余り前の明治2(1869)年、松本の西郊島立の地で創業しました。メイン会場の母屋は、明治18(1885)年に、二代目に当たる亀井粂次郎が建造したものです。かつてはここで蔵人や奉仕人が起居しながら酒造りをしていました。


銘酒「秀峰アルプス正宗」「金蘭亀の世」は、地下62m.から汲み上げた北アルプスの伏流水を使い、昔ながらの伝統の技で醸したものです。コンセプトは「五感で醸す」本やひととの語らいを楽しんだ後は、直営店の「酒遊館」へ是非、足をお運びください。試飲もできますよ!

※試飲をご希望の方は上高地線電車でのご来場がおすすめです!
https://www.alpico.co.jp/traffic/rail/

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◉『本の蔵1885<お座敷一箱古本市>』
日 時:2023年4月15日(土)10:00-15:00
会 場:亀田屋酒造店母屋(松本市島立2748/上高地線下新駅徒歩5分)
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箱主さんのご紹介 Part2.-『本の蔵1885<お座敷一箱古本市>』

4月15日(土)開催予定の『本の蔵1885<お座敷一箱古本市>』
今回は松本エリアを中心に、各地から14組の箱主さんが集まります。イベント当日まであと3週間。箱主さんそれぞれから寄せられたプロフィール・PRをご紹介します。

こごみ
絵本を中心に児童書を出品します。絵本は、親世代に懐かしい本から、今の子供たちに読んでもらえる本を揃えました。出店者は、3年前に静岡県沼津市より、安曇野市に移住しました。沼津では小学校教員をやっており、教室の子供たちや我が子達に絵本を読み続けていました。この6月に実店舗「こごみ」を自宅にオープン予定です。


ふる
信州大学人文学部で出会った2人。初出店です。古本市でみなさまと交流する中で、本を読んで感じたこと、考えたことを分かち合い、また新たなことを感じ、考えるきっかけにしたいと願っています。本箱の中は、言語学(とくに日本語学)・地誌・旅・暮らし・台所・落語などなど。みなさまのご来店をお待ちしています!


しっぽの古本屋
ほっこり系の小説・漫画とほろよい気分な本を持って行きます!
https://www.instagram.com/shippobooks/


あそび
松本市内のとある古本喫茶で出会った二人で参加します。持ち寄った本たちが、どんな世界を作るのか…本と人と…偶然が生み出すセッションにご参加ください。


アマビエ書店
「ただ透明に一日を充たして過ごす…」静かで心穏やかに過ごす時間。花とお酒と一冊の書物でよい春の一日を➰(世にも奇妙な美術書、画集、漫画、DVD、絵本、エッセイ…)アマビエがお待ちしております。


アカンサス書店
置き箱主として(電線の鳥さん・ららひかりやさん)女性作家の作品・実用書・絵本などを扱っています「アカンサス書店」と申します。
最近思うところがあり、蔵書の整理をしました。どれも大事な本だけど、手放していいかなと思える本が思いのほかたくさんあることに気付きました。置き箱はしているけれど、できれば次に読む人に直接手渡したいと思い参加を希望しました。ご希望があれば、一対一で読み聞かせもさせていただきたいなんて思っています。
https://www.instagram.com/acanthusbooks/


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◉『本の蔵1885<お座敷一箱古本市>』
日 時:2023年4月15日(土)10:00-15:00
会 場:亀田屋酒造店母屋(松本市島立2748/上高地線下新駅徒歩5分)
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■お問い合わせ
まつもと一箱古本市実行委員会
『本の蔵1885<お座敷一箱古本市>』担当 太田 岳

Email:matsumoto.hitohako@gmail.com

箱主さんのご紹介 Part1.-『本の蔵1885<お座敷一箱古本市>』

4月15日(土)開催予定の『本の蔵1885<お座敷一箱古本市>』
今回は松本エリアを中心に、各地から14組の箱主さんが集まります。イベント当日まであと3週間。箱主さんそれぞれから寄せられたプロフィール・PRをご紹介します。

穂鞠
『自分の本棚から持ってきたような箱』をテーマとして文庫本を中心に取り揃えております。箱主としては未熟者ではありますが、皆さんとお話しながら楽しめたらいいなと思っています。
https://twitter.com/homari_book


かえるBOOKS
少し毒のある本を持っていきます。
https://www.instagram.com/kaeru_king_of_flog/


まるます
お家でちくちくハンドメイド雑貨、日曜大工で子どものイスを。作って楽しい!眺めてるだけでも楽しい本達あつめます⭐︎


coldmountainstudy
信州東部の山中でセルフビルドの自宅の一部を使って本屋&ライブラリーを開いておりますcoldmountainstudyです。旅と自然・趣味・ライフスタイル・・・もちろんお酒も・・・の本を並べてお待ちしています。
https://www.coldmountainstudy.com/


books百葉箱
科学好きの信大附属中学生と、フリーランスの技術者をしている親が、自分たちが過去に読んだ本から選書します。主に子ども向けの本と、働き方や起業についての本が中心となる予定です。選書には小学生向けの学習書や洋書も一部含まれます。
当日は親子とも参加予定ですが、拙いながら店頭で本のおすすめなどもできますので、お気軽にお声掛けください。


桶屋書店
桶屋書店は、あなたが探していなかった本に出会う本屋です。今回は季節の始めに読みたい、セルフケアや新しい生活習慣の本を中心に並べます。春のお散歩のお供にどうぞ。
https://instagram.com/books_okeya


鍵屋書房
妖怪から食べ物やミステリーなど幅広いジャンルの本を書籍、絵本、コミックなどの種類で取り揃えています。また、読書のお供に必要な栞なども販売いたします。店の目印は鍵のマークになります。はじめての参加となるので緊張していますが、楽しみたいと思っています。店の名前になぜ鍵がつくのか疑問に思われた方はぜひ、会場に足をお運びいただき確かめて見てください。


アマモブックス
本好きの同じ高校出身の2人で参加します。小説や写真集を中心に、趣味で集めた本を持っていきます。アマモが小魚達の集まりの場になるのと同じように、私たちの選んだ本で色んな人が足を止めてゆっくりしていかれるような場になればいいなと思います。よろしくお願いします。
https://twitter.com/b00ksuk1 




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◉『本の蔵1885<お座敷一箱古本市>』
日 時:2023年4月15日(土)10:00-15:00
会 場:亀田屋酒造店母屋(松本市島立2748/上高地線下新駅徒歩5分)
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■お問い合わせ
まつもと一箱古本市実行委員会
『本の蔵1885<お座敷一箱古本市>』担当 太田 岳

Email:matsumoto.hitohako@gmail.com

『本の蔵1885<お座敷一箱古本市>』3月の公開ミーティングのお知らせ

4月15日(土)に開催を予定しております『本の蔵1885<お座敷一箱古本市>』まつもと一箱古本市実行委員会では、本イベントに先立ち、公開ミーティングを開催しています。本イベントや一箱古本市にご興味のある方の参加をお待ちしています。※本イベントの箱主さん(出店者)募集は既に締め切りとなっています

<日時>
⑴3月20日(月)17:30-19:00
⑵3月30日(木)17:30-19:00

<会場>
Books電線の鳥(松本市城東1丁目5番3号) GoogleMAP

<内容>
『本の蔵1885<お座敷一箱古本市>』企画について
※参加費・会費はありませんが、お一人様1オーダーをお願いします。

<参加申込み方法>
公開ミーティング参加希望の方は、下記①~③をまつもと一箱古本市実行委員会のメールアドレス(matsumoto.hitohako@gmail.com)にお送りください。

①お名前
②参加予定人数
③参加予定日(20日or30日)

Books電線の鳥 WEBサイト
toberunca.jimdofree.com

みなさまのご参加をお待ちしています。
※本イベントの箱主さん(出店者)募集は既に締め切りとなっています

まつもと一箱古本市実行委員会
『本の蔵1885<お座敷一箱古本市>』(担当 太田)
matsumoto.hitohako@gmail.com


箱主さん発表!-『本の蔵1885<お座敷一箱古本市>』(4月15日開催)

4月15日(土)に開催を予定している『本の蔵1885<お座敷一箱古本市>』には、多くの箱主さんより出店のご応募をいただきました。抽選による選考の結果、下記の箱主さんの出店が決まりましたのでお知らせいたします。

当日出店いただく箱主さん(50音順・敬称略)

アカンサス書店
・あそび
・アマビエ書店
・アマモブックス
・桶屋書店
・かえるBOOKS
・鍵屋書房
・coldmountainstudy
・こごみ
・しっぽの古本屋
・まるます
・books百葉箱
・ふる
・穂鞠

(全14組)

今回の応募総数は24組でした。まつもと一箱古本市実行委員会では、会場スペースの見直しなどで、定員の拡大(10→14)に務めましたが、出店のご希望に添えなかった箱主さんも多くいらっしゃいます。大変申し訳ありません。

なお、イベントの準備や当日の運営をお手伝いいただける「助っ人(ボランティアスタッフ)」さんは、引き続き募集を行っています。一箱古本市にご興味をお持ちの方、本を通じた交流の場づくりに関心のある方などなど、どうぞお気軽にお問い合わせください。

■お問い合わせ
まつもと一箱古本市実行委員会
『本の蔵1885<お座敷一箱古本市>』担当 太田 岳

Email:matsumoto.hitohako@gmail.com