まつもと一箱古本市

信州は長野県松本市で行われる一箱古本市の公式ブログです。

第2回まつもと一箱古本市、終了しました

ご報告が遅くなりましたが、第2回まつもと一箱古本市
大変な雨の中ではありましたが、事故もなく、無事終了いたしました。
ご参加いただいた皆さま、ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました!
また、変更、開催のお知らせをこちらでできず、申し訳ありません。
皆さましっかり体をあたためて、お風邪など引かぬようお気をつけください。

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(追記)個人的なところで投稿した文章ではありますが、転載し、ご挨拶とさせていただきます。
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昨日のことになりますが、「第2回まつもと一箱古本市」が終了しました。
雨の中でしたが、たくさんの人に助けられて事故もなく無事に終わり、一先ず、ほっとしているところです。
    
この決断でよかった、と思っていますが、本や紙モノを扱う身としては最悪のシチュエーションだったと思います。
本心はさておき、みなさん「やってよかった」と言って下さり、不安を覚えながらもみなさんへの感謝が止まりません。


 
成り行きと言っていい状態で実行委員長にご指名をいただき、正直どうなるかわからなかったですが、自分の思い描く風景とやりたいことをやらせてもらいました。
 
「女鳥羽川の川辺でリーディングやりませんか?」
「やる」
の会話から始まった『音と言葉ライブ』。
風景としては実現できなかったけど、Goukiさんの丁寧な案内で人が集まり、勿体無いくらいのメンバーがパフォーマンスをしてくださいました。本当にできてよかったと思う。
枡形でのオープンマイクはふらっと登壇した知人に知らない一面を見、本気のパフォーマンスに会場が熱くなり雨を押し返したように思います。
 
「街の古本屋さん、本に関わる人に話を聞きたいんです。」と言って始まったトークイベント『古いけど新しい、これからの古本屋の在り方』。
私がポンコツなところ、新美さんからのバックアップをいただき、なんとか形になりました。街の歴史に詳しい人から聞く話やプロジェクトに携わった方の運営の話を聞く時間が楽しく、何か違う形で続けていけたら、という話を新美さんとしています。
 
『ほっとするジャズ』を伊佐津さんにお願いし、贅沢すぎるジャズ演奏を披露していただきました。一番雨の酷い時でしたが、演奏のおかげで場が和むのを感じました。安曇野2cv cafeで、またゆっくり聴きたいですね。
 
ビブリオバトル』は私の知人の中でもビブリオバトルに熱中する方々が集まって打倒チャンプ!という熱き闘いだったのですが、チャンプが強すぎる…。3年目も勝ったら殿堂入りですかね。ぜひ、チャンプのいるお店「洋酒店醇」を訪ねていただけたらと思います。
 

 
ご縁あって、クラフトブースと飲食ブースが少しずつ拡大しています。
去年に引き続き、本にまつわるクラフト作品を出してくださった「rento」さん「旅スル紙」さん。
今年初めてまつもと一箱古本市のロゴが入ったグッズを出してくださった「harvest studio」さん。
 
一年に一度のためにグッズを考えて出してくださっていて、今回の環境では申し訳なさすぎました。
流石に購入できなかったよ!という方のためにネットでの販売の準備をしています。
よければぜひ、ご購入ください。続報をお待ちください!
 
去年に引き続き「がねいしゃ」さんと、今年からの「cafe ちょこんと。」さん。
雨の中だと暖かいものが本当に心に沁みました。命の恩人です、頭が上がりません。
どちらも精力的に街で活動されている方々でお力をお借りできて本当に有難かったです。
 

 
多くの箱主さまにご参加いただき、工夫をしながら出店していただきました。こちらも足を向けて寝られません。
サポートしきれなかったのですが、優しい言葉をかけていただき、申し訳なさがマックスです。
 
みなさんをどうしても余すところなく紹介したくて、細かく情報をウェブ上にあげ、勝手に小さな冊子を作りました。
やっぱりそこには載らない方もいらっしゃるのですが、スペシャルサンクスとして心の中でスタッフロールしています。
ありがとうございます。
冊子は宣伝部長の馬場さんが全国に持って行って配ってくださるので、みなさんのお名前がどこかに届きます。
 

 
ここをきっかけに新しい動きが既に出てきているようで、関われて本当によかったです。
細かなご相談をし、ご協力をいただいた想雲堂の渡辺さん、空さん。本当にありがとうございます。
静かに見守ってくださったみなさまもありがとうございます。
ありがとうございます。と言いすぎて有り難さがないかもしれませんが、ありがとうございます。
 
実はもう、とある方が次期実行委員長として白羽の矢が立っているので、先代にしていただいたように私はサポートにまわります。
実行委員長によって色が変わっていくのも楽しいと思うので、今度は何が出てくるかを楽しみにしています。
これからの「まつもと一箱古本市」も、どうぞよろしくお願いいたします。
(第二回まつもと一箱古本市 代表:越智風花)