まつもと一箱古本市

信州は長野県松本市で行われる一箱古本市の公式ブログです。

代表からのご挨拶

「まつもと一箱古本市」代表を務めます原山と申します。

2005年の「不忍ブックストリート」を始まりとする、本のフリーマーケット一箱古本市」は、その後全国に広まって人気のイベントになっています。
その理由は、「一箱」の気軽さでどなたにも参加がしやすいこと、本を通じて人とのつながりができること、街中に市が立つことで活気が生まれること、などなど様々な魅力があるからだと思います。

「まつもと一箱古本市」も今年で3回目を迎えました。
今年はこれまでの大手門枡形跡広場から少し場所を移し、上土・緑町(あげつち・みどりちょう)の中の3会場で開催することになりました。
松本城からもナワテ通りや中町からもほど近い、静かで趣きのある一画です。全会場歩いても数分というコンパクトな距離感ですが、
① 古い映画館を保存改修し、演劇公演などで幅広く活用している「ピカデリーホール」
Jリーグ松本山雅FCの交流スペースとして新装なった「喫茶山雅」
③ 大正時代の趣を残し、湧き水も爽やかな「松本下町会館前」
と、それぞれに特徴があります。

出店者の皆様は、自分しか作れない個性的な箱の編集を楽しんで頂きたいと思います。「人柄」「芸風」「偏愛」を感じさせる箱は、眺めているだけで楽しいものです。遠征ももちろん大歓迎です。どうか古本市を通じて松本の街を楽しんでください。

来場者の皆様は、箱を覗いて店主と会話を楽しんだり、掘り出し物に出会ったり、知らないジャンルを垣間見たり、音楽に耳を傾けたり、秋の一日、本を片手にぶらりと街歩きを楽しんでください。
その中に思いがけない風景が立ち現れたら、とても楽しいと思います。

なお、各会場とも入場無料、雨天時には室内会場をご用意しています。

未熟ではありますがスムースな運営を心掛けますので、是非ご参加ください。
どうぞ宜しくお願い致します。

第3回まつもと一箱古本市実行委員会 
代表 「books 電線の鳥」原山聡矢