まつもと一箱古本市

信州は長野県松本市で行われる一箱古本市の公式ブログです。

テーマ「眠り」について

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実行委員会代表の原山でございます。

当古本市では、毎回テーマを設け、それに沿った本を1冊えらんで頂くことになっていま す。 テーマの設定は代表の専権事項であり、何人たりとも容喙は許されません...は大げさですが、お任せということでやっております。
何卒ご了承下さい。

小学2~3年だったと思うのですが、同級生のT野君くんの家に遊びにお邪魔し、そのまま 泊めて頂いたことがあります。朝、目が覚めるとT野くんはとっくに起きて着替えも済ませ、膝頭をキチンと揃えて正座し、私をニコニコと覗き込んでいたのです。彼の家は程なく 長野市に転居してしまったのですが、その時の決まり悪さや「自分はダメな人間なのか 」と悟った感覚を、まざまざと思い出すことができます。以来、今日まで「ダメンズ」 ならぬ「ダミン(惰眠)ズ」として生きてきました。

そんなことで、今年のテーマは「眠り」です。

古来、文学や童話で数多く取り上げられてきたテーマでもありますし、そもそも、本を読んでると眠くなりますしね。
ズバリ「眠り」だけでなく、うたた寝、昼寝、二度寝、タヌキ寝入り、不眠、催眠術、睡眠薬、枕、布団、夢、などなど関連テーマでも結構ですので、どうか楽しみながらお考えになってください。
本を片手に、ぶらり下町
まちの中に、あなたならどんな眠りを忍び込ませますか?
宜しくお願い申し上げます。


代表 原山 聡矢